Web3ってご存知ですか??
『3』ていうくらいだから『1』も『2』もあります!
Web2の現代から、Web3の近未来へー
今回はメタバースを語るうえで重要なWeb3について解説します!
- Web3ってなに?
- Web3と分散型社会=DAO
- Web3で生活は変わる?
Web3とは?Web1、2の世界との違い
Web3を端的に説明すると、
- ブロックチェーンを活用した次世代インターネット
- 利用者がデータを共有・管理しながら運用する分散型のwebサービス
とされています。
ブロックチェーン…情報を記録するデータベース。取引履歴を過去から一本の鎖のように繋げている、正確性に長けた暗号技術。
前記事でも説明しています!
Web3のキーワードは“分散”です!
Web1=read(読む)時代
インターネットが普及し始めた初期の頃です。
この頃のインターネットは黎明期で、情報の発信者とユーザー(利用者)がはっきりと分かれていました。
ユーザーが個々にインターネットを立ち上げ、情報を見るだけの“read”の時代です。
コミュニケーションツールはメールが中心で、ネット接続も短時間でした。
Web2=read+write(読む+書く)時代
SNS(※)の普及が特徴的!
※SNS:Twitter、Facebook、YouTube、Instagramなど
Web1では一方向の情報発信だったのが、Web2ではユーザーも情報発信できるようになります。
読むだけの時代から、読んで+書く時代になりました。
SNSは自分のアイデンティティを表す手段として人気を博します。
が、プラットフォーム(企業側)が消滅したり、アカウントが停止される等が起こると、一方的に今まで築き上げたアイデンティティを失う危険性があります。
プラットフォーム側がユーザーの囲い込みをしている点では、Web1とあまり変わらない構図と言えます。
Web3=read+write+所有する
キーワードは『分散』と『所有』です。
Web2ではユーザー自身が発信できるようになりましたが、プラットフォーム上の限られた世界での権利でした。
それがWeb3では、ユーザーが個々にデータを所有することができます。
中央集権的から非中央集権的で分散的なインターネットを築くことがWeb3のテーマです。
例えばNFT(非代替性トークン)を売買する「OpenSea」というプラットフォームがあります。
NFTについてはこちらでも解説↑
OpenSeaで購入したNFTは今までの考え方で言えば、「モノを買う」だけになります。
しかしNFTはブロックチェーン技術に紐づいているので、これを「所有して」自分のものに出来る。
もっと言えば、これを転売して稼ぐことができる。
これまでも転売はできましたが、非代替性トークンであることにより、確実性・信頼性の高い唯一無二の作品が手に入るのです。
Web3の新しい組織の形・DAO(ダオ)
自分が気に入ったコミュニティに参加して、公正な立場で独自のプラットフォームを作りだせるのが、DAOです!
DAO…Decentralized Autonomous Organizationの頭文字をとった言葉。訳して分散型自律組織。
今までの社会は指示型組織でした。
DAOはメンバー全員参加で直接民主主義的に物事を決める組織です。
要するに社長のような代表者がいないのです。
分かりやすい具体例を挙げるならば・・・
- ビットコイン
- イーサリアム
イーサリアムは、『あらゆる目的のために使えるブロックチェーンのプラットフォームを作り出す』という、19歳の少年のビジョンに共感した人たちが集まって誕生しました。
コードを書く人、資金を出す人、コミュニティを盛り上げる人・・・。
初期は数人だったユーザーは今や億を超えています。
本当の意味での民主主義といった感じです!!
新しいインターネット時代・Web3の幕開け
Web2の覇者であるGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)は、まさに中央集権的な企業として世界経済をけん引してきました。
しかし、それに依存してしまうと、何か一つトラブルが起きてしまったときにユーザーは何の成す術もなく一緒に総崩れしてしまいます。
始めるのは楽だけど、いきなりバンされたら終わりです💦
そこで誕生したWeb3。
非中央集権的であり、ブロックチェーン技術を活用することで、責任はすべて個人です。
しかし、個人が大きなビジネスチャンスを掴める可能性高まったということにもなります。
漫画家やイラストレーター、デザイナー、諸々のクリエーター・・・
大企業に勤務しなくても、チャンスはある。
そう思わせてくれるのがWeb3です。
新しい時代の幕開けにワクワクが止まりません!!
参考文献の一つ。
読みやすくて、とってもオススメです。
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