※旅行時期は、コロナ前の2019年7月頃です。この時に行っておいて、良かった~
めちゃくちゃ楽しみにしていたニューヨーク旅行。
なんと、全ての手配が終わった後に、待望の妊娠が発覚しました。
この記事はこんな方に参考になればと思います↓
- 妊娠したけど、海外旅行に行きたい
- ビジネスクラスは妊婦にとってどうなの?
そうだ、ニューヨークに行こう❗
2019年が始まったある冬の日。
私の父が
『大リーグでヤンキースの試合が観たい。死ぬまでに一度はニューヨークに行きたい』
と言い出しました。
母と二人で行くことに心細さを感じ、我が家にお誘いが………
⇒迷いなく、挙手!!
私自身、世界の政治、金融、文化等の中心であるニューヨークは、一度は行ってみたい!!と思っていました。
話はトントン拍子に進み、
- 父、母
- 夫、息子、私
の5人で行くことになりました。
妊活とニューヨーク旅行個人手配
旅行会社のプランが気に入らず、個人手配で航空券やホテル、ヤンキースの観戦チケット等々を予約。
家族で旅行する時は、大抵は私が取り仕切り、ツアーコンダクターのような役割を担っています。
今回も我ながら抜けなく、ほぼ完璧なプランニングが出来た、と自負していました。
と、同時に妊活もしていました。
私には『卵管狭窄』という症状があり、2019年3月には東京にあるクリニックで、カテーテル術を受けていたのです。
なかなか授からない中、ニューヨークへの手配が滞りなく完了し、あとは出発を待つのみ、となった5月末。
まさかの妊娠発覚!!!
旅行をキャンセルする⁉️
一瞬だけキャンセルの文字が頭をよぎりました。
待望の妊娠
上京までして辛い手術を受けてまで望んでいました。
母親からは生まれてから行こうよ、と延期を提案されました。
キャンセル料は掛かりません。
でも、、、、、、
頭をよぎったのは『今延期しても、来年、再来年は行けるか分からない。行ける時に行った方がいい!』
という、思い立ったが吉日をモットーとする私らしい思考。
何事も延期にすると実現しない気がしてならないのです。
妊娠5ヶ月の安定期に出発
出発日には安定期に入っていたこともあり、旅行遂行を決めました。
ニューヨーク旅行に乳児や幼児を連れていっても、十分に観光できませんし、何よりも子どもにとって楽しいと感じる場所ではないことも理由の一つでした。
ヤンキースの試合なんてもっての他ですね💦
安定期だからと言って何をしても良いわけではありませんし、妊婦に安定期など存在しない!とも言います。これはあくまで私が決めたことです。妊婦が海外旅行に行くことについては、自分自身で十分責任を持つことが大切です。
ツアーではなく、個人手配にした
英語に自信がなかったので、最初はいくつかの大手旅行会社のパンフレットを取り寄せ、ツアーを検討していました。
- ナイアガラの滝
- ヤンキースの試合観戦
- 自由の女神が見たい
- 人気のステーキハウスに行きたい
上記は絶対に行きたかったのですが、該当するツアーが見つからず、個人手配に切り替えました。
これが功を奏して、自分のペースで観光することができ、身体に負担がかかりにくいタイムスケジュールを組むことができました。
実際にナイアガラの滝は日帰りツアーを利用したのですが、ずんずん歩く添乗員さんに付いていくことが出来ない場面がいくつかありました。
父『ビジネスクラスじゃないと行けない』
さらにラッキーだったことは、ビジネスクラスで予約していたことです。
ニューヨーク旅行の大きな弊害の一つ、それは飛行時間が長いこと。
約13~14時間ほど掛かるのです。
アラ古希の父には、たしかにエコノミークラスで足を上げずに下ろしたまま、13~14時間も同じ姿勢を保つのは身体への負担が大きいかと思います。
と言っても5人分の航空券は、総額3,000,000円オーバー。
さすがに年金暮らしの両親に支払ってもらうのは気が引けました。
しかし父は『ビジネスクラスじゃないとニューヨークは行けない』
と、一度言ったら聞かない父。
長い時間、座った姿勢を保てないのは、初老も妊婦も同じです。
そんなわけで、お言葉に甘えてビジネスクラスを選択しました。
ビジネスクラスに乗ってみた!
今回我が家が使用したのは
JAL SKY SUITE(ジャル スカイ スイート)です。
今回、ビジネスクラスを使用するまで、座席がフルフラットになるなんて知らなかったです。
ファーストクラスだけがフルフラットになるイメージでした。
10数年前にハワイへ行った時はANAのビジネスクラスに乗ったのですが、座席がエコノミークラスよりやや広めなだけの造りでした。
これも時代の流れなのでしょうか。
ビジネスクラスでこんな素晴らしい空間を味わえるようになっているなんて……
ビジネスクラスの広さはどれくらい?
大の大人(♂)が広々と足を広げられる、余裕のある造りになっています。
フルフラットにして横になる時は、女性、子どもであれば余裕がありますが、大きな男性は足を曲げる必要があります。(ベッドの長さは188cm)
マットレスが用意されており、シーツを敷いて横になることができます。
これがファーストクラスになると、CAさんがベッドのセッティングをしてくださるのだそう。至れり尽くせりとはこのことですね!
収納もあり、足元にはバッグ等を入れておくことができます。
隣の席から撮った風景↑
通路に面する所と窓側、座席と座席に挟まれた所があり、私は息子の隣だったため、色々と世話を焼くことができました。
私と息子の間にはパーテーションがあり、プライバシーや防犯上の観点からも、しっかりと考えられていました。
気になる寝心地は・・・
マットレスが良い仕事をしており、身体が痛くなることなく横になることができました。
しかし、憧れのニューヨークに行けるということで気持ちが浮き足立っていたのか、ほとんど睡眠を取ることができませんでした。
帰りの飛行機では3時間ほどは眠れたかな。。。。
いずれにしても、極上のビジネスクラスを味わうことを優先してしまい、睡眠は二の次になっていました。
それでも母体はまったく悲鳴を上げることはなく、安全に空の旅を過ごせました。
テレビが大きくて寛ぎ度MAX
23インチと大きめのテレビモニターが付いています。
当時観たいと思っていた、『マスカレード・ホテル』を上映しており、とても喜んだ記憶があります。
余談ですが、トイレに席を立った時、見えるテレビモニターのほとんどが『マスカレード・ホテル』でした。大人気ですね。
息子は『名探偵コナン 緋色の弾丸』がやっており、CAにオーダーしたオレンジジュースを飲みながら、寛ぎ楽しんでいました。
またゲームなども付いているので、当時4年生だった息子はまったく退屈することなく、自分のペースで過ごしていました。
食事が楽しみでJALに乗りたい
悪阻が治まっていたのもラッキーの一つ。
機内食は和食か洋食が選べます。
どちらの定食にするかは、事前にネット予約が可能です。
メニューも公式サイトに載っているので、その場で慌てて決めるなんてことを防げます。
私はお刺身の大トロが付いている和食にしました。気になるお味は、、
どれも本当に美味しゅうございました。
JALでは「BEDD」という、”世界中で一番贅沢なレストラン”をイメージしているとのこと。
選ばれたシェフ監修の元、「食事が楽しみでJALに乗りたい」と思ってもらいたいとのコンセプトがあります。
まさに、
その通り!食事が楽しみで、JALのビジネスクラスにまた乗りたい!!
と思いました。
夫は洋食にしており、ステーキを少しつまみ食いさせてもらいましたが、これもまた美味しゅうございました。
「BEDD for Kids」ということで、キッズメニューも凝ったモノになっていました。
たしか、エビフライサンドかカツサンドだった気がします。
その他アラカルトで、うなぎ丼やラーメン等もあり、当然ながら全てオーダーし、食させていただきました。
JALビジネスクラス・まとめ
妊婦にとって、これ程までの極上空間はありませんでした。
CAさんに妊婦ということは伝えてありませんでしたが、『日本のおもてなし』といった精神で接客される姿に、本当に頭が下がりました。
妊婦としては、結果的にビジネスクラスを利用した飛行を推奨します。
心身ともに穏やかな気持ちでこの長いフライトを過ごすことができました。
また是非とも、長距離路線でビジネスクラスに乗ってみたいものです。
おわり☁️
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